トートバッグのなかでも特にマチのないタイプは、
裁縫経験が浅い人にも比較的作りやすいアイテムの1つです。
ここの記事では、トートバッグ作りに興味や関心がある人向けに、手作りトートバッグの基本について解説します。 また、おすすめの素材や必要な道具、作成の手順なども併せて解説するため、ぜひ役立ててください。
トートバッグとは
トートバッグは持ち手が2つあるカバンのことで、広い開口部や優れた収納力といった特徴があります。 元々は重い氷を持ち運ぶために作られましたが、現在ではビジネスからカジュアルまで、幅広いシーンで使用されるようになりました。
トートバッグと聞くと、キャンバス生地かつ角形のバッグのイメージが強いですが、実は明確な定義は存在しません。そのため、さまざまな素材やデザインのトートバッグが存在します。
トートバッグの主な種類
トートバッグと一口にいっても、さまざまな種類が存在します。以下では、主なトートバッグの種類について解説します。
フラットバッグ
フラットバッグはマチが一切ないトートバッグのことです。平らなフォルムが特徴で、薄手のためかさばりません。そのため、フラットバッグをサブバッグとして持ち歩く人もいます。フラットバッグを手作りする場合、生地の使用量が少なくて済むため、コストを抑えられます。また、フラットバッグは形がシンプルなため、作成の難易度も高くありません。
船底バッグ
船底バッグは、バッグ全体が船のようなフォルムをした、底マチ付きのトートバッグです。トートバッグのなかでもオーソドックスなデザインで、収納力に優れています。幅を持たせるためのマチが底面にのみ存在しており、側面にはありません。基本的な裁縫スキルがあれば、裁縫の経験が浅くても手作りできます。
角底バッグ
角底バッグは本体部分の底、そして側面の両方にマチが付いたトートバッグです。収納力に優れ、パソコンやまとまった量の資料なども入れられるため、ビジネスの場面でも活躍します。また、使用する素材や入れるものによっては、自立も可能です。手作りする場合は、使用する生地が多いため、フラットバッグに比べてコストがかかります。
マルシェバッグ
マルシェバッグとは、レジ袋のようなフォルムをしたトートバッグで、底と側面にマチがあるデザインが特徴です。エコバッグとして用いられるケースが多く、サブバッグとして活用する人もいます。シンプルなデザインであれば、裁縫の経験が豊富でない人でも手作りが可能です。
手作りトートバッグはミシンで作るのがおすすめ
トートバッグを手作りする場合、ミシンの使用もしくは手縫いが一般的です。もしミシンと手縫い、どちらでトートバッグを作るか迷っている場合は、 ミシンの使用をおすすめします。手縫いのトートバッグは、ハンドメイドらしいあたたかな仕上がりになりますが、時間がかかり、力も必要です。ミシンであれば、作業の負担を軽減できます。
トートバッグを手作りするときに必要なもの
以下では、トートバッグを手作りするにあたって必要な材料と道具について解説します。
材料
トートバッグを作るために必要な材料の一覧は、以下のとおりです。
- 生地
- 糸
- 持ち手用の紐
トートバッグに使用する生地は、キャンバスやコットンなどがおすすめです。また、糸は使用する生地ごとに適した種類があります。ハンドメイドの場合、普通地用の60番の糸を使用することが一般的です。なお、持ち手用の紐は、専用のものも販売されていますが、購入せず余った生地で作る方法もあります。
道具
トトートバッグを作るために必要な道具の一覧は、以下のとおりです。
- 針
- ミシン
- ハサミ
- 布用ボンド
- 接着芯
- 定規
- チャコペン
針は縫い糸と同じく、扱う生地によって使い分ける必要があります。手縫いであれば、11番の針は幅広いタイプの生地に対応できます。厚手の生地のトートバッグの場合は、ミシン自体にパワーのあるものでの作成がおすすめです。一般的なミシンの場合でも、14号〜16号の針を使用すれば、基本的には問題なく作業できるでしょう。
ハサミは生地を切る裁ちばさみ、糸を切る糸切りバサミの2種類を用意してください。布用ボンドは仮止め以外に、トートバッグに装飾を施したいときにも活躍します。完成したトートバッグの型崩れを防ぎたい場合は、接着芯を使用するとよいです。定規とチャコペンは、生地の採寸をする際に用います。
手作りトートバッグにおすすめの素材(生地)
トートバッグは、使用する素材(生地)によって雰囲気が大きく変化します。以下では、手作りトートバッグにおすすめの素材(生地)について解説します。
キャンバス(帆布)
トートバッグといえば、キャンバス地が浮かぶ人も多いでしょう。キャンバス(帆布)とは、綿や麻などを使用した厚手の平織り生地です。 キャンバスの特徴として、耐久性の高さが挙げられます。重い荷物を入れても生地が破れにくく、型崩れもしにくいため、自立するトートバッグを作りたいときにおすすめです。 なお、水による汚れや染みに弱い点には注意しましょう。
コットン
コットンは、自然由来の素材である綿を原料に作られた生地です。肌触りのよさ、薄手で吸水力が高い、ナチュラルな風合いなどが特徴として挙げられます。また、染色やプリントがしやすく、選べる生地の幅も広いです。生地自体の価格も高くないため、はじめてトートバッグを作る際の生地におすすめといえます。生地の厚みによって機能性が異なるため、生地選びの際は注意しましょう。
ポリエステル・ナイロン
ポリエステル・ナイロンは、石油由来の合成繊維を用いて作られた生地です。軽くて柔らかくシワになりにくいといった耐久性に優れており、耐水性があるため雨の日でも気軽に外に持ち出せます。キャンバス生地に比べると軽量なため、丈夫さと持ち歩きやすさを両立したい場合におすすめです。
デニム
デニムは、インディゴカラーの縦糸と無染色の横糸からなるツイル生地です。丈夫な素材でおしゃれなイメージがあり、使っていくうちに生地自体の風合いも変化していきます。長く楽しめるトートバッグを作りたい場合は、デニム生地を使用するとよいでしょう。ただし、デニム素材は水濡れや摩擦が原因で、色移りが発生する可能性があります。
レザー
トートバッグはカジュアルなイメージが強いアイテムですが、素材がレザーなら大人っぽい雰囲気になります。レザーのみでトートバッグを制作するのもよいですが、キャンバスをはじめとするほかの生地と組みあわせて作ってもおしゃれです。ただし、本革は専用の道具が必要になるため、レザーの風合いを楽しみたい人には、扱いやすいフェイクレザーがおすすめです。
トートバッグの簡単な作り方
最後に、裁縫経験が浅い人にも簡単にできる、四角形を作って縫うだけのトートバッグの作り方を紹介します。
- 生地を中表で半分に折る
- 定規とチャコペンで、四角形の線を引く
- 線に沿って切り、端を縫う
- 開口部を三つ折りにして縫う
- 表に返し持ち手をつける
トートバッグ作りのポイントは、正確な採寸です。採寸の際は縫い代とマチを含めたサイズで裁断しましょう。生地選びでは、コットンやリネンなど縫いやすい生地がおすすめです。ある程度厚みのあるものを選ぶと、形が安定し、仕上がりも綺麗になります。
まとめ
手作りのトートバッグは、布の素材もデザインも自由に選べる点が魅力です。基本の形はシンプルなため、裁縫を始めたばかりの人も気軽に挑戦できます。カジュアルにもビジネスにも使える便利なアイテムを、ぜひ手作りしてみてください。
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